2021年「レコードの日」DAY1の11/3リリースの中からCITY POPモノを抜粋。
国内最大級のアナログレコードのイベント「レコードの日」、2021年は密環境を避ける狙いもあり、恒例の11月3日と、11月27日も加えた2 DAYSでの分散開催となる。
DAY 1となる11月3日には、73タイトル、DAY 2 となる11月27日には、69タイトルの全142タイトルのリリースが決定。
今回はDAY 1リリースの73タイトルの中から、CITY POP寄りの作品を抜粋しました。
秋元薫 / コロン (カラーヴァイナル)
エレクトロ・ブギー『Dress Down』を中心に、武部聡志が編曲を担当。和BOOGIEと、CITY POPとを繋ぐ重要な1枚
井上忠夫 / Dancing Shadows
1979年リリースの井上忠夫のオリジナル・アルバム。深町純、高中正義、後藤次利、佐藤準、斉藤ノブなど豪華プレイヤー陣が参加したシティ・ポップの名盤。
岡本舞子 / ファシネイション
山川恵津子、松井五郎、尾崎亜美、今剛、和泉常寛、久保田利伸を作家陣に迎えた、1986年発表の2ndアルバム。
鷺巣詩郎 / EYES
鷺巣詩郎が若干21歳で発表したアルバム。
レアグルーヴ的目線でも取り上げられるメロウソウル「黒い雪」、軽やかなピアノリフが印象的なモダンダンサー「FLY!」など、DJ人気の楽曲を数多く収録。
佐藤奈々子 / SWEET SWINGIN'
ジャズ・ギタリストの横内章次をアレンジャーに迎え、デビュー作に続き、盟友・佐野元春との共作ナンバーが、その楽曲嗜好をさらに広げ、ボッサ、ソウル、ブギー、スウィンギン、と聴くものに一瞬のスキも与えないセカンド・アルバム。吉田美奈子や大貫妙子らが同時期に創り上げていたCITY POPともまた一線を画した、新しい価値観、世界観を示した。
佐藤奈々子 / PILLOW TALK
日本のCITY POPの源流ともいうべき、ティン・パン・アレー、ムーンライダーズ流れのテイストを取り込んだサードアルバム。プロデューサーに小坂忠、ムーンライダーズの鈴木慶一が「悲しきセクレタリー」をアレンジ、山下達郎が絶賛する佐藤 博がピアノで参加したが「最後の手品」など収録。
高村亜留 / ARU FIRST (カラーヴァイナル)
シェリル・リン等のソウル・シンガーに触発されてバンド活動からソロに転身したシンガー高村亜留の1985年作品。山下達郎作曲のクラシック『LAST STEP』、和製"GOT TO BE REAL"な幕開け曲『恋は最高』、青山純&富倉安生によるリズムが痛快なファンキーセッション『LET'S YOUR LOVE GROW』など収録。
二名敦子 / Fluorescent Lamp
1987年発表のシティ・ポップの名盤。
パラシュートのキーボード奏者で、作詞家の安藤芳彦がプロデュース。
船山基紀、萩田光雄、今剛、富樫春夫らが編曲、松原正樹・芳野藤丸(G)、高水健司(B)、山木秀夫・島村英二(Ds)ら豪華ミュージシャンが多数参加。
レコードの日 詳細はこちら:https://record-day.jp/